TEACHER

教員になるには

教員になるための各分野別資格

学校協会は、専科教員資格取得のための講習会を開催しています。

基礎分野 教員資格

  1. 大学教員
  2. 高等学校の教員の担当教科の免許状を有する者

専門基礎分野 教員資格

  1. 医師、歯科医師(臨床医学以外の科目に限る)
  2. 大学教員
  3. 専科教員(厚生労働大臣の指定した教員講習会を修了した者)

専門分野 教員資格

  1. 医師
  2. 専科教員(厚生労働大臣の指定した教員講習会を修了した者)

専科教員が教授できる科目

専門基礎分野

  • 社会保障制度
  • 人体の構造と機能(解剖学のうち、運動器系の構造に関する事項)
  • 人体の構造と機能(運動学のうち、運動器の機能に関する事項)
  • 疾病と障害(リハビリテーション医学のうち、高齢者運動機能の維持・回復に関する事項)
  • 保健医療福祉と柔道整復の理念(医学史、関係法規、柔道、職業倫理)

専門分野

  • 基礎柔道整復学
  • 臨床柔道整復学
  • 柔道整復実技
  • 臨床実習(外部実習含む)の指導(臨床実習指導者講習を受ける必要はありません)

専科教員認定講習会受講資格

専科教員認定講習会を受講するためには、全国柔道整復学校協会が実施する受講試験を受験し、これに合格する必要があります。
受講試験の受験資格は、「柔道整復師の免許を取得してから4カ年以上柔道整復師として実務に従事した者」となっています。

専科教員資格取得への流れ

1受講試験

【試験日】毎年5月 第2日曜日

2合格発表

【ホームページで発表】受講試験の翌週に速やかに公表

3講習会日程

6月から10月の間の土曜日、日曜日及び祝日に開催

令和6年度の専科教員認定講習会の受付は終了しました

令和6年度専科教員認定講習会の概要

柔道整復師専科教員認定講習会(以下(講習会)という。)は、柔道整復師学校養成施設指定規則(昭和47年文部・厚生省令第2号)第2条第6号及び別表第2の規定に基づき厚生労働大臣の指定を得て実施するものである。

受講資格 柔道整復師専科教員認定講習会受講試験に合格した者。
定員 東京会場40名、大阪会場40名
受講料 200,000円
修了試験 全科目の講習が修了し、所定時間数の5分の4以上出席した者に対して修了試験を実施する。前記の修了試験に合格した者には修了証書を授与する。修了試験に不合格の者は、当該年度に限り再試験を受験できる。

開催場所・期間

東京会場 主幹校/日本柔道整復専門学校 令和6年6月1日(土)~10月12日(土)
大阪会場 主幹校/平成医療学園専門学校 令和6年6月15日(土)~10月26日(土)

詳しくは講習会実施要領をダウンロードしてください。

講習会実施要領(PDF)

受講科目及び時間割

教職教育科目 専門基礎科目 専門科目
科目 時間 科目 時間 科目 時間
教育原理 20 人体の構造と機能 柔道整復学
教育心理 24 解剖学・運動学・生理学 18 柔道整復学ⅰ 6
教育方法 16 疾病と障害 柔道整復学ⅱ 10
教育行政 8 衛生学・公衆衛生学 8 柔道整復学ⅲ 6
柔道整復術の適応 4 柔道整復学ⅳ 8
柔道整復師のための救急医学 8 柔道整復学ⅴ 8
整形外科学 8 柔道整復学ⅵ 4
リハビリテーション医学 8 柔道整復学演習
施術の適応 2
保健医療福祉と柔道整復の理念 医用画像の理解 6
医事制度および法規 10 超音波実習 4
柔道 4 臨床実習指導者制度の理解 16
安全講習 6 高齢者と競技者の外傷予防技術 4
教育実習
教育実習 2
模擬授業 8
現場実習 2
小計 68 小計 74 小計 86
合計 228 時間

※ これらの科目は、所定時間数を全て満たさなければ修了試験を受験できません。